60代女性:腰痛、ふくらはぎの痛みと痺れ

来院動機

通っていた整形外科が閉院したため来院
整形外科で手術を勧められて、手術するのが怖いので、他に何か方法がないかと探していたところ、当院のチラシをみて来院

 

カウンセリング内容

痛みの出たきっかけ

5分程立っているとふくらはぎの痛みと痺れが出てきて、立っていられなくなる
座っている姿勢で痛みと痺れが出ることにより、パソコンを使う仕事に集中できない

どんな患者さんの症例なのか

コロナ禍で在宅勤務が増えた
病院にてリハビリを行っていて、痛み止めの薬をもらっていたが、改善が芳しくない
病院にて手術を進められている

 

当院での施術内容

筋肉調整 症状別矯正 EMS 特別診療

初回施術(発症初期)

筋肉調整で腰と臀部を中心に施術を行った。痛みは緩和したが、痺れの変化があまり見られなかったため、症状別矯正を提案した。

2回目の施術

姿勢分析、症状別矯正、筋肉調整を行った。姿勢分析の結果、骨格の歪みが見られたのでローラーを用いた骨格矯正と下肢の施術を行った

3回目の施術

症状別矯正で同様の施術を行った。痛みの度合いは10段階でいうと4まで落ち着いている。

4回目の施術

夕方になると痺れが出てくる。同様の施術とWB体操のやり方をチェックし、自宅でも実行していただいた。

1ヵ月以降~

1ヵ月後 痛みと痺れが出ない日が出てきた。WB体操のチェックも行ったが、スムーズに出来るようになっている。
2ヵ月後 継続して同様の施術を行っている。歩き方を指導して、気を付けてもらったことにより、痛みと痺れの緩和が見られた。
3ヵ月後
日中は良いが、夜になってくると痛み出てくる。胸椎の硬さが見られたので特別診療(全身矯正)を提案し、行った。楽になるというお声をいただいた。
4ヵ月後 矯正から楽トレ(EMS)に切り替えた。その結果痛みも落ち着いてきて、痺れの頻度も減った。

担当者のコメント

姿勢分析を行ったことにより、骨盤と腰椎の歪みが強いとわかり、それにより坐骨神経が伸ばされていてふくらはぎの痛みと痺れが出ていると予測した。
コロナ禍で、在宅勤務が増えたことにより、座位の時間増加、歩行時間の減少し、骨盤の機能が低下していた。
ベーラーマットで骨盤と背骨の捻じれをとり、WB体操にて骨盤を安定させてようとしたが夕方以降の症状の改善があまり見られなかった。
夕方以降に症状が出るということは、夕方まで姿勢を支える筋肉が不足していると考え、EMSを提案。
その後、夕方も症状が少ない日が見られてきた。